2度目のヴァナディール ソロ活動中の妄想屋クルクと仲間達。
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こんにちは、うずらよ。

あたしはよく、大聖堂にお祈りに行くの。
ほとんど日課と言ってもいいくらい。
別に、信心深いってわけじゃないのよ?
だから、楽園の扉とかいうものには、興味なんてないわ。
そうね・・・ただの習慣、かしらね。

今日も競売所に寄ってから、凱旋門をくぐって大聖堂に向かったわ。
顔馴染みになった修道士様にご挨拶をして、それからいつも通りにお祈りをした。
何事もなく昨日が過ごせたこと、今日もそうでありますように。
それから、ステキな出会いがありますようにって。
大聖堂から出ると、そこであたしは1人のタルタルに声をかけられたの。

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「あの、すみません。サンドリアの領事館はどこでしょうか?」
「え? サンドリアの? バスとかウィンの領事館ならそこにあるけど・・・」
「えっと、移籍の手続きをしたいのです」
「あぁ、それならランペール門よ」

あたしはその子が取り出した地図を見ながら、行き方を教えてあげたの。
ついでに、領事館っていうのは他国のものしかないっていうことも。

「あ、そうだったんですね。ぼく、よく知らなくって。親切に、ありがとうございます」
「どういたしまして」

タルタルはペコリとお辞儀をすると、地図を見たりキョロキョロ辺りを見回したりしながら、ランペール門の方へと歩いて行ったわ。
だけど、大丈夫かしら?
サンドリアには来たばかりみたいだし、なんか頼りなくって危なっかしいわね。
・・・梅ちゃんだったら、連れて行ってあげるんだろうな・・・
ふとそう思ったら、あたしはタルタルの後を追いかけていたの。

* * *

「ありがとうございました。おかげで無事に移籍することが出来ました」
「ウィンダスから来たのね。どうしてサンドリアに?」
「ぼく、ちょっとコワイ人に騙されちゃって。騙してた人たちのことは通報したんですけど、まだ捕まっていないんです。それで怖くて、用心のために移籍することにしたんです」
「自分で捕まえちゃえばいいのに」
「無理ですよ~! ぼく、冒険者登録したばかりだし、武器もまだよく使えないし」
「えぇ!? サンドリアまで、どうやって来たの?」
「地図を見ながら、オイルとパウダーで」

ニコッと笑った顔が無邪気すぎて、あたしは本気で心配になってしまったわ。
よく見れば、腰にある剣はオニオンソード。
きっと、一度も抜いたことがないんでしょうね。

「移籍したばっかで何だけど、ウィンダスに戻ったらどう? あたしの知り合いで、タルタルの面倒見がいい人がいるのよ。紹介してあげるから、頼ってみたら? ちょっと変だけど、腕は立つわよ」

もちろんそれは、梅ちゃんのこと。
タルタルの面倒を見てあげてなんて頼んだら、返事をする間もなく迎えに来るでしょうよ。
だけど当のタルタルは、ニコニコしたまま首を横に振ったわ。

「ぼく、サンドリアで修行して、今度はオイルとパウダーもなしでウィンダスに行くんです。そう決めたんです。それで、あの子に会って、本のお話をするんです」

何だかよくわからないけど、あたしの直感がラブを感知したわ。
きっとウィンダスに、好きな子でもいるのね!
そういうことなら、あたしが力になってあげる。
大したことは出来ないけど、困ったりわからないことがあったら遠慮なく言うようにって、お店の場所も教えてあげたわ。
それからあたしは、モグハまで案内してあげたの。

「何から何まで、本当にありがとうございます」
「いいのよ。彼女に会いにウィンダスに行けるように、頑張ってね! 」
「か、か、か、彼女じゃないです!」
「あら。そしたら、ウィンダスに行った時に告白しなくっちゃね」
「えっと、は、はい」

ほっぺたを真っ赤にして頷いちゃって、初々しくて憎らしいわね!
でもヨッちゃん・・・名前は確か、ヨークモークとかヨックモックとか言っていたかしら・・・と出会ったことで、あたしにも新しい恋が訪れたりするんじゃないかしら。
言っておくけど、タルタルは対象外よ!






いつも遊びに来てくれてありがちょん(・▽・)
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【2016/04/22 23:59】 | * クルク一家
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