2度目のヴァナディール ソロ活動中の妄想屋クルクと仲間達。
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こんにちは、サンラーです。

こちらの世界にやって来て、もうずいぶん長い時間が経っているような気がしますが、あっという間に過ぎているようにも感じます。
最初は迷子だったわたしも、今ではすっかり馴染んでいます。
だけど、たまに元いた世界を思い出して、先生はどうしていらっしゃるかしらって、考えることもあります。
少し前に、お兄ちゃんに聞いてみたのです。

「お兄ちゃんは、元いた世界のことを思い出したりする?」
「そりゃ~思い出すさ。あの研究が途中だったな~とか、目の院から黙って借りて来た本を返してないけどまぁいいか、とかね」
「お父さんやお母さんのことは? お付き合いしてた人のことは?」
「あぁ~、そう言えば父さんの剣、どうしたかなぁ? ちゃんと買い戻したかな? 母さんのヘソクリもいただいちゃったけど、きっと激怒しただろうな~、アハハ!」

お兄ちゃんは、こっちの世界に来る前に、資金作りだと言って、お父さんが大切にしていた剣を売ってしまったのです。
だけど、まさかお母さんのお金まで勝手に持って来てしまってたなんて!

「お兄ちゃんは、帰りたくても帰れないわね」
「帰りたいなんて、思ったことないね。半殺しの目にあうのはごめんさ」

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「あっ! そうだわっ! 知り合ったミスラの人に、梅先生のモグハを教えるのを止めてちょうだい!」
「あぁ~、悪い悪い。ちょっとしつこかったり、あんまり好みじゃないと、モグハを教えたくないじゃないか」
「だからって、どうして梅先生のモグハを教えるのよ! 真夜中にミスラの人が訪ねてきたり、迷惑だわ!」
「ん~、じゃぁ、今度はバル君のモグハにするかな」
「クルクさんに殺されるわよ」
「どっちが?」
「・・・・・・」

あれから数日経ちましたが、バルファルさんは無事なようなので、迷惑はかけていないみたいです。
・・・というか、バルファルさんとクルクさんに、最近ぜんぜんお会いしていません。
クルクさんは過去に行っているみたいですし、バルファルさんはアドゥリンなのかしら?

元いた世界で、わたしは両親から冒険のお話を聞くのが大好きでした。
だからつい、お二人に会うと冒険のお話を聞かせてくださいってねだってしまうのです。

水の区の調理ギルドでお魚のお料理を注文してから、わたしはオレンジジュースを買ってギルドを出ました。
目の院の屋上で、飲もうと思っていたのです。
すると、クリスタルからクルクさんが現れました。
いつもの装備で、ちょっと疲れたみたいな足取りです。

「クルクさん、お帰りなさい!」
「あ、サンちゃん。ただいま~。どこいくの?」
「目の院の屋上で、ジュースを飲むんです。クルクさんも一緒にどうですか?」
「わぁ~い、のどカラカラだったの」

それからわたしとクルクさんは屋上にあがり、天体観測をしている方達の邪魔にならない場所に座ってジュースを飲みました。
クルクさんはやっぱり過去に行っていて、消えてしまったお友達を取り戻すため、あちこち走り回っていたんだそうです。

「そのお友達は、クルクさんにとって大切な方なんですね」
「うん、2人で1人なんだよ」
「相棒ってことですね」
「そうだね。・・・相棒って、色々だね」
「色々、ですか?」
「クルクとリリゼットは2人で1人だけど、2人で2倍になる相棒もいるってこと」

その時、小さな音が聞こえてきました。
クルクさんが首から下げていた小さな袋を取り出すと、音が大きくなりました。
その袋には、シグナルパールが入っているみたいです。
クルクさんは右耳に装着すると、「あいあい~」 と軽く応答しています。

「・・・・・・クルクは水区・・・・・・目の院の屋上にいるの・・・・・・今?・・・・・・わかった、待ってる」

「バルファルさんですか?」
「うん、2人で2倍の相棒の方」

ニコッとしたクルクさんに、わたしはつい 「クルクさんとバルファルさんのお2人なら、2倍以上じゃないですか?」 と言ってしまいました。

「お、サンちゃん、言うねぇ~」
「ス・・・スミマセン・・・」
「バルも強くなったからね~。クルクはもっと頑張らなくちゃ!」
「バルファルさんは、なかなか追いつけませんね」

わたしはふふふっと笑ってしまいましたが、クルクさんは 「バルがもっと強くなるには、クルクは負けたらダメなの。クルクが負けたら、バルはもうそこで止めちゃうから」 って、いつになく真面目でした。
そっか、バルファルさんの目標は、クルクさんより強くなることだから、簡単に勝たせてはダメなのですね。

「あ、バルファルさん来るんですよね? それじゃ、わたしはお邪魔にならないように・・・」
「え~、いればいいじゃ~ん。ナニ黒糖さんみたいな気を使ってるのさ」

あれ、クルクさん、気を使われていたってわかっていたんですね?
いつもとぼけてはぐらかしていますけど、あれって照れ隠しなんでしょうか?

クルクさんに引き止められていると、カシャカシャと鎧らしき音が聞こえてきました。
そして、「お待たせ」 と現れたのは、バルファルさんです。
しかし、いつものピンクのエプロン姿ではありません!

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真っ白な鎧、あれはサンドリアのトリオン王子から頂けると聞く、ナイトのAFですよね!?

「スゴイスゴイ! ステキですぅ~!」
「サンキュー! もぉ、すっげぇ大変だったんだ。でもクルクは、とっくの昔にモンクのAF取り終ってるだろ? やっとここまで来たぜって、早く見せたくってさ♪」

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それからバルファルさんは、ベドーやガルレージュやズヴァール城での箱開けの話や、サンドリアで巻き込まれた出来事を聞かせてくれました。
わたしはワクワクして聞いていましたが、ふと隣で話を聞いていたクルクさんをチラリと見てみたら・・・。
クルクさんはずっと黙ったままでしたけど、とっても嬉しそうな顔をしていたのです。

あちゃ!
わたし、やっちゃいましたね(⊃д⊂)
ココに、わたしはいちゃいけませんでした。
いつまでも話を聞いていないで、すぐに立ち去るべきだったのです。

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バルファルさんが、本当はクルクさんから聞きたかったでしょう言葉は、相槌を打ちながら全~部わたしが言ってしまったんですもの!
わたしのバカバカバカ~ヽ(>д<)ノ
わたしのバカと言えば、すっかり忘れていたことがありました!

「いけない! 調理ギルドにお料理をお願いしてあったのを忘れていました」

すぐに戻るつもりでしたから、梅先生やモグさんが心配しているかもしれません。
3人で屋上から下りていると、キュルル~とお腹が鳴く音が聞こえました。

「クルクお腹空いたなぁ」
「オレもハラペコだ」
「音楽の森レストランで、何か食べてく?」
「そうだな」
「・・・・・・」
「・・・なんだよ?」
「ん、クルク様がおごってあげようかなってね」
「マジか!? やったぜ♪」

調理ギルドへ行くわたしに、並んで手を振ってくてたお二人を見て、わたしは思い出したことがありました。
それは、元の世界のわたしの家に飾ってある、1枚の写真です。

「・・・クルクさん」
「ん?」
「クルクさんのモグハに、マネキンが着ている白いドレスがありますよね」
「えっ、あ、う・・・うん・・・」
「あのドレス、バルファルさんのAFと似合いそうですね♪」
「なっ・・・!!」
「白いドレスって何だ?」
「何でもないよっ!」
「何だよ?」
「マンドラちゃんスーツのこと!」
「えぇ~?」

いつか・・・もっともっと先のことかもしれませんが・・・。
あの写真をもう一度・・・いいえ、写真ではなく、実際に見ることが出来るでしょうか・・・。
まだホカホカのお皿を手に、わたしはその時のことを想像しながらモグハへと戻ります。

お父さん、お母さん、先生・・・。
わたしの世界は、今日も平和です。






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【2015/07/28 23:59】 | * クルク一家
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騎士の証!
らぶりぃ
クルちゃん、こんにちわであります('◇')ゞ

サンラーちゃんもこっちの世界に来てからだいぶ経ちましたね。
最初は不安もあったと思うけど優しいヒトに囲まれて良かった(*⌒ω⌒)ノ

かぼすくんは相変わらずと言うか…資金作りのために、
バルty…じゃなくてお父さんの武器を売ったりしてたのね(笑)
元の世界に戻ったら怒られるかもだけど、
それは武器を売ったからじゃなくて心配させちゃったからカナ(*⌒▽⌒)b
まぁ、あとで怒られると思うけど(笑)

クルちゃんと一緒にのんびり過ごす時間もイイな~♪

今回はサンラーちゃんとのお話しだと思ってたのに、
ここでバルちゃん登場でしかもその姿は騎士正装ではないですか!

AFを取得するまでに至った色々な話が聞けて嬉しいのはわかるけど、
サンラーちゃんってば良い子すぎて空気が読めちゃったのね(/ω\*)
だけどすでに手遅れってそんなこと無いから安心なさいな♪

今はこんな風にじゃれあってるけれど、
クルちゃん、バルちゃんの心の中には確かな絆が芽生えてるよ(  ̄▽ ̄)b
その証拠にサンラーちゃんがいるんだもんね(*⌒ω⌒)v


Re: 騎士の証!
クルク
らぶたん、こんぴらきんぴら(・▽・)ノ

目標だった、バルのナイトAFが終わりました~ヽ(*´▽`*)ノ
やってて思ったのは、「めんどくさ~い!」 でしたww
バルの物語として記事にしようかと思ったんですけど、そうすると長くなっちゃうので、サンちゃんに代わってもらいました★

サンちゃんは、クルク一家の良心ですねw
親と育ての親がアレなのに、なんていい子に育ったんでしょう!
なのにかぼすは自己中で、目的達成のためには手段を択ばない子になってしまいましたw
元いた世界には、もう自力じゃ戻れませんが、その方がいいのかも(^_^;)

もう一押し足りないバルと、すっとぼけてわかっていないフリをしてるクルクですが、どうなるんでしょうね~(*´▽`*)
一家のみんなじゃどうにもなりそうもないけど、サンちゃんが案外と・・・?

さて、それじゃ~バルには、次の限界に向けて頑張ってもらいましょう~♪



ほんわか
らいか
ばる、頑張ったねーー!!
確かに白いドレスと並ばせてあげたいね!(о´∀`о)

昨日、今日と少し涙腺弱いライカは、
ほんわかと、読んでたのに、
最後、そのほんやかさと、日常の幸せ具合に、
読んでて涙出ちゃったwえへへ。

みんな、ずっと、幸せでいてほしいなー


Re:ほんわか
クルク
らいたん、やぴ~(・▽・)ノ

ナイトのAFは、全部揃えてからバルに着せたのね。
それがサンドリアのお城だったからかもしれないけど、白いドレスで並んでSS撮ったらいいのにね~って思ったw

涙出ちゃったくらい、ほんわか平和で幸せ感じてもらえてよかったw


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この記事へのコメント
騎士の証!
クルちゃん、こんにちわであります('◇')ゞ

サンラーちゃんもこっちの世界に来てからだいぶ経ちましたね。
最初は不安もあったと思うけど優しいヒトに囲まれて良かった(*⌒ω⌒)ノ

かぼすくんは相変わらずと言うか…資金作りのために、
バルty…じゃなくてお父さんの武器を売ったりしてたのね(笑)
元の世界に戻ったら怒られるかもだけど、
それは武器を売ったからじゃなくて心配させちゃったからカナ(*⌒▽⌒)b
まぁ、あとで怒られると思うけど(笑)

クルちゃんと一緒にのんびり過ごす時間もイイな~♪

今回はサンラーちゃんとのお話しだと思ってたのに、
ここでバルちゃん登場でしかもその姿は騎士正装ではないですか!

AFを取得するまでに至った色々な話が聞けて嬉しいのはわかるけど、
サンラーちゃんってば良い子すぎて空気が読めちゃったのね(/ω\*)
だけどすでに手遅れってそんなこと無いから安心なさいな♪

今はこんな風にじゃれあってるけれど、
クルちゃん、バルちゃんの心の中には確かな絆が芽生えてるよ(  ̄▽ ̄)b
その証拠にサンラーちゃんがいるんだもんね(*⌒ω⌒)v
2015/07/29(Wed) 12:16 | URL  | らぶりぃ #-[ 編集]
Re: 騎士の証!
らぶたん、こんぴらきんぴら(・▽・)ノ

目標だった、バルのナイトAFが終わりました~ヽ(*´▽`*)ノ
やってて思ったのは、「めんどくさ~い!」 でしたww
バルの物語として記事にしようかと思ったんですけど、そうすると長くなっちゃうので、サンちゃんに代わってもらいました★

サンちゃんは、クルク一家の良心ですねw
親と育ての親がアレなのに、なんていい子に育ったんでしょう!
なのにかぼすは自己中で、目的達成のためには手段を択ばない子になってしまいましたw
元いた世界には、もう自力じゃ戻れませんが、その方がいいのかも(^_^;)

もう一押し足りないバルと、すっとぼけてわかっていないフリをしてるクルクですが、どうなるんでしょうね~(*´▽`*)
一家のみんなじゃどうにもなりそうもないけど、サンちゃんが案外と・・・?

さて、それじゃ~バルには、次の限界に向けて頑張ってもらいましょう~♪

2015/07/29(Wed) 16:48 | URL  | クルク #-[ 編集]
ほんわか
ばる、頑張ったねーー!!
確かに白いドレスと並ばせてあげたいね!(о´∀`о)

昨日、今日と少し涙腺弱いライカは、
ほんわかと、読んでたのに、
最後、そのほんやかさと、日常の幸せ具合に、
読んでて涙出ちゃったwえへへ。

みんな、ずっと、幸せでいてほしいなー
2015/08/01(Sat) 10:12 | URL  | らいか #-[ 編集]
Re:ほんわか
らいたん、やぴ~(・▽・)ノ

ナイトのAFは、全部揃えてからバルに着せたのね。
それがサンドリアのお城だったからかもしれないけど、白いドレスで並んでSS撮ったらいいのにね~って思ったw

涙出ちゃったくらい、ほんわか平和で幸せ感じてもらえてよかったw
2015/08/01(Sat) 15:26 | URL  | クルク #-[ 編集]
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