2度目のヴァナディール ソロ活動中の妄想屋クルクと仲間達。
クルクです(・▽・)ノ

同じような記事が続いているので、フェンリル戦の前に、チガウ記事を挟んでみました。
何度かチラッと出て来た、謎の迷子ちゃんのお話です★

時系列的には、年明けの2日頃のお話かな~。





97a.jpg

みなさん、初めてご挨拶をさせていただきます。
私の名前は サンラー といいます。
タルタルの女の子ならば、サンララと付けるのが普通だとお年寄りに言われますが、私はこの名前が好きです。
だって、大好きな先生がつけてくださったんですもの。

先生は留守がちな両親に代わって、私やお兄ちゃんの面倒を見てくださっていた方なのです。
魔法のお勉強は学校へ通いましたけど、お兄ちゃんと違って私はあまり得意ではなかったのです。
その代わり、先生は私に短剣の使い方と護身術を教えてくださいました。

私の両親は冒険者で、たまに家に帰って来ると冒険のお話をしてくれます。
私はそのお話を聞くのが、小さい頃から大好きでした。
いつも留守でいない両親が帰ってくることよりも、そのお話を聞くことが楽しみだったのです。
そして、いつか私も冒険者になって、世界中を旅してみたいと思うようになっていたのです。
先日、そのことを帰って来た両親に話したら、あっさりとお許しが出てしまいました。

私ももうじき成人です。
成人になったら、何をするのも自分の責任です。
だからそれまでに、たくさんのことを学んでおかなくてはなりません。
ただ、一つだけ躊躇ってしまうことがありました。
それは、冒険の旅に出たら、大好きな先生といつも一緒にいられないということです。

どうすればいいのかしら・・・。

先生は、私が冒険者になることに賛成してくれています。
それは嬉しいことなのですけど、反対もして欲しかったというのは、私の我儘ですよね。
私は毎日、そのことばかり悩んでいました。


お兄ちゃんは口の院の研究生で、新しい魔法を開発しようと、いつも頑張っています。
私はお兄ちゃんに相談してみようと思って、口の院へ行ってみました。

98.jpg

ハックルリンクルさんとクロイドモイドさんにご挨拶をしていると、奥からお兄ちゃんが顔を出しました。
ここは危ないからあまり出入りをするなと言われていたので、怒られてしまうかと思っていたら、ちょうどよかったと言われました。
お兄ちゃんがそう言う時は、何か用事を言いつける時です。
だから私は、お兄ちゃんがしゃべり出す前に、自分の悩みを相談しました。

「どっちか一つしか選べないって思っているから迷うんだよ」

お兄ちゃんは当たり前みたいな顔をしてそう言いましたが、だってどちらかしか選べないじゃないですか。
冒険者として旅をするなら、先生とは一緒にいられません。
先生と一緒にいるには、旅には出られません。
だから悩んでいるっていうのに・・・。

「ボクにだって、いつも一緒にいたいって思う人はいるよ」

普段は魔法の研究のことばかり考えているお兄ちゃんですが、お兄ちゃんにも好きな人がいるのです。
その人は遠くにいて、なかなか会えずにいます。
だけどそれって、魔法の研究を優先しているってことではないのかしら?
私がそう聞くと、お兄ちゃんはその反対だと言います。
お兄ちゃんの言うことはいつも難しくて、私には理解することが出来ません。

自分のことですもの、やっぱり自分で考えなくてはならないのですね。

ため息をつきつつ帰ろうとすると、お兄ちゃんに引きとめられました。
お兄ちゃんはこれから、サンドリアへ行く用事があるのだそうです。
大聖堂にいる方に、届け物を頼まれているとか。
行って帰って来るだけだから、一緒に行くかと訊かれました。
だけど私はサンドリアへは行ったことがなくて、もちろんクリスタルの登録もしていません。
そう言ったらお兄ちゃんは、大丈夫だって言うのです。

クリスタル登録者が未登録者を連れてクリスタル間を移動するという、新しい魔法のアイテムの開発が進められているのだそうです。
そしてそれは今、認可が下りるように実績を積み上げている段階だと言うのです。
これまでは口の院の人達と依頼を受けた冒険者たちだけで実験を繰り返してきましたが、魔力のない者でも移動できるという証明をするのに、お兄ちゃんは私を呼びに行こうとしていたようなのです。
それって、とっても失礼だわ!
たしかに私は、魔法は得意ではありません。
だからって、魔力がないわけではありませんもの。
チョコボでは成功したと聞かされて、余計に腹が立ってしまいます。

口の院の側にあるクリスタルの前に立ち、お兄ちゃんは私の手を掴んで 「迷子になるなよ」 と笑って言いました。
「子ども扱いしないでよ!」
お兄ちゃんは、いつもそう。
いつも私をバカにするのです。
私がもっと大人だったら・・・。
お兄ちゃんの手を振り払いながら、私は先生のことを思い浮かべていました。

「サン! バカ、手を・・・!」
慌てたような、お兄ちゃんの顔。
私たちを包み込もうとしていたクリスタルの光が突然渦を巻き、私は気持ちが悪くなりそうになって目を閉じました。
瞼を通して白い光が弾けたのが感じられ、私はそっと目を開けました。

口の院の側にある、クリスタルの前。

「・・・・・・お兄・・・ちゃん・・・?」

けれども、ついさっきまで目の前にいたお兄ちゃんの姿は、どこにも見当たりません。
口の院に戻ってしまったのかしら・・・。
それならそれで構わないわ。
つまらない気分のまま、私は家に帰りました。
いえ、帰るはずでした。

道すがら、何となく違和感を感じていました。
よく知っている道なのに、何かがおかしいのです。
そして・・・。

「私の家は、どこでしょう?」

あるはずの場所には何もなく、何もなかった場所には、見知らぬ古い家が建っていました。
私は慌てて口の院へ戻り、お兄ちゃんを探しました。
けれど・・・。

99.jpg

これは何かの冗談でしょうか?
それとも、私の頭がおかしくなってしまったのかしら?
よく知っているはずのハックルリンクルさんとクロイドモイドさんも、よそよそしくて違う人みたいです。
それはまるで・・・。

お母さんとお父さんが、お話してくれたことがありました。
私たちは、過去から現代、そして未来へと流れている時間の中にいるのだと。
その流れは1本ではなく、数限りないたくさんの流れで出来ているのだそうです。
お兄ちゃんはそれを、並行世界と言っていました。

もしかして私は、別の世界へとやって来てしまったのでしょうか?
あの時一緒にいたお兄ちゃんは、この世界のどこかにいるのでしょうか?

口の院を出て、私は途方に暮れてしまいました。
いったい自分がどうなってしまったのかもわからず、知っているのに知らない土地で、これからどうすればいいのでしょう?
辺りを見回しても、知り合いは誰もいません。
見つめる景色が、ぼんやりと滲んできます。

「どうした? 迷子か?」

泣き出しそうになってしまった時、あの方が私に声をかけてくださったのです。

100.jpg








続きは出来上っているので、そのうち記事のどこかではさみますね~(・▽・)




いつも遊びに来てくれてありがちょん(・▽・)
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【2015/01/29 23:59】 | * クルク一家
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さむいっ
らぶりぃ
クルちゃん、コンニチワ(*´ω`)ノ

一仕事終えて家に帰ったら極寒になってて、
なんで!?と部屋を見渡すと消したはずのエアコンが…
背筋がぞーっとしたけど良く考えれば、
家を出る前は少し慌ててエアコンの停止ボタンを押したはずが、
冷房を押してたみたいです( ̄▽ ̄*)ゞえへ

こ、この子は謎の少女ですね!

お団子頭の可愛い少女の名前は、
サンラーちゃんって言うんだぁ(*´▽`*)

ご両親は冒険者で留守がちだけど、
先生なる人物のおかげでとってもイイコに育ったのですね♪
話し方も物腰柔らかで可愛いニャ~☆

そんな彼女も成人して憧れだった冒険者になろうと決めたけど、
大好きな人と離れなきゃならない…
なに、この甘酸っぱい可愛い子はo(≧ω≦)o

おうちに持って帰るぅ~(*・ω・)=C

魔法が得意なお兄ちゃんがいるのね。
なかなか元気がありそうなお兄ちゃんで、
一瞬、どこかの院長を思い出したよ( ・ω・)b
そんなお兄ちゃんにサンドリアへお出掛けに誘われたけど、
新しい魔法転移装置の実験…チョコボは成功したって( ̄□ ̄;)

そして転移装置が作動して到着した場所は、
いつも見慣れたはずなのに何だか違う。

並行世界ですかっΣ( ̄△ ̄ノ)ノ

そんなトコロに1人飛ばされて頭真っ白ですよね…
泣き出しそうな気持もすごくわかります(ノ□≦ )
早く帰りたい、家族に会いたいのにどうしていいかわからない。

そこへ通りがかった1人のヒト…ヒト?
この足はタル萌えなあのヒトですね(  ̄▽ ̄)b

わ~、どんな展開になるんでしょう(☆ω☆)

新しい子は並行世界から来たってスゴイです♪
これからクルちゃん一家を含めてどんな物語が紡がれるのか、
すっごく楽しみなのニャーヾ(⌒ω⌒)ノ


Re:さむいっ
クルク
らぶたん、お寒ぅござんすぇ(・▽・)ノ

極寒っ(>д<)
あぁ~ん、消したはずが、冷房にしてたなんて!
お部屋ヒエヒエで、凍ってなかったかな?
オバケの仕業じゃなくて、よかった(´▽`)


迷子ちゃん、やっと登場できました★
まだお子ちゃまな感じの残るコですけど、野放しで育ったようなクルクとは違いますねw
きっと先生に淑女としての教育をされているのでしょう。

冒険者には憧れているけど、なれるんでしょうかねぇ~?
夢見るお年頃ってやつかしら?(笑)

お兄ちゃんは、次にチラッとだけ出てきますが、そのためだけにキャラを作ってSS撮って…と、面倒なことしてましたw

倉庫でもないキャラが増えていく…(^▽^;)

迷子ちゃんは、どこから来たのか、お兄ちゃんは見つかるのか、お家には帰れるのか・・・。

そして、クルクの中の人の妄想はどこへ向かっているのか・・・って、そうとう遠くへ行ってしまっているみたいだけどwww

次がちょっと長くなってしまったんだけど、半分にすると中途半端になっちゃうので、まぁいいかな・・・。
そのうち記事にはさみますね★


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この記事へのコメント
さむいっ
クルちゃん、コンニチワ(*´ω`)ノ

一仕事終えて家に帰ったら極寒になってて、
なんで!?と部屋を見渡すと消したはずのエアコンが…
背筋がぞーっとしたけど良く考えれば、
家を出る前は少し慌ててエアコンの停止ボタンを押したはずが、
冷房を押してたみたいです( ̄▽ ̄*)ゞえへ

こ、この子は謎の少女ですね!

お団子頭の可愛い少女の名前は、
サンラーちゃんって言うんだぁ(*´▽`*)

ご両親は冒険者で留守がちだけど、
先生なる人物のおかげでとってもイイコに育ったのですね♪
話し方も物腰柔らかで可愛いニャ~☆

そんな彼女も成人して憧れだった冒険者になろうと決めたけど、
大好きな人と離れなきゃならない…
なに、この甘酸っぱい可愛い子はo(≧ω≦)o

おうちに持って帰るぅ~(*・ω・)=C

魔法が得意なお兄ちゃんがいるのね。
なかなか元気がありそうなお兄ちゃんで、
一瞬、どこかの院長を思い出したよ( ・ω・)b
そんなお兄ちゃんにサンドリアへお出掛けに誘われたけど、
新しい魔法転移装置の実験…チョコボは成功したって( ̄□ ̄;)

そして転移装置が作動して到着した場所は、
いつも見慣れたはずなのに何だか違う。

並行世界ですかっΣ( ̄△ ̄ノ)ノ

そんなトコロに1人飛ばされて頭真っ白ですよね…
泣き出しそうな気持もすごくわかります(ノ□≦ )
早く帰りたい、家族に会いたいのにどうしていいかわからない。

そこへ通りがかった1人のヒト…ヒト?
この足はタル萌えなあのヒトですね(  ̄▽ ̄)b

わ~、どんな展開になるんでしょう(☆ω☆)

新しい子は並行世界から来たってスゴイです♪
これからクルちゃん一家を含めてどんな物語が紡がれるのか、
すっごく楽しみなのニャーヾ(⌒ω⌒)ノ
2015/01/30(Fri) 10:59 | URL  | らぶりぃ #-[ 編集]
Re:さむいっ
らぶたん、お寒ぅござんすぇ(・▽・)ノ

極寒っ(>д<)
あぁ~ん、消したはずが、冷房にしてたなんて!
お部屋ヒエヒエで、凍ってなかったかな?
オバケの仕業じゃなくて、よかった(´▽`)


迷子ちゃん、やっと登場できました★
まだお子ちゃまな感じの残るコですけど、野放しで育ったようなクルクとは違いますねw
きっと先生に淑女としての教育をされているのでしょう。

冒険者には憧れているけど、なれるんでしょうかねぇ~?
夢見るお年頃ってやつかしら?(笑)

お兄ちゃんは、次にチラッとだけ出てきますが、そのためだけにキャラを作ってSS撮って…と、面倒なことしてましたw

倉庫でもないキャラが増えていく…(^▽^;)

迷子ちゃんは、どこから来たのか、お兄ちゃんは見つかるのか、お家には帰れるのか・・・。

そして、クルクの中の人の妄想はどこへ向かっているのか・・・って、そうとう遠くへ行ってしまっているみたいだけどwww

次がちょっと長くなってしまったんだけど、半分にすると中途半端になっちゃうので、まぁいいかな・・・。
そのうち記事にはさみますね★
2015/01/30(Fri) 16:41 | URL  | クルク #-[ 編集]
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