
こんにちは、サンラーです。
みなさん、モグボナンザはもう買いましたか?
わたしは、始まってすぐに梅先生と一緒に買いに行きました。
発表は、2017年1月16日(月)17時頃らしいです。
何が当たるか、今からドキドキワクワクです♪
購入出来る期間は12月15日(木)17時頃までなので、まだの人は忘れないようにしてくださいね。
今日は、うずらさんに頼まれて、代わりにボナンザを買いに行ってきます。
うずらさんは幻の古酒を探しに、梅先生とアルテパへお出かけしているのです。
梅先生はうずらさんがお迎えにいらっしゃった時も、暑い場所には行きたくないとゴネていましたが、うずらさんお一人で行くのは危険ですので、護衛に付いて行かれたのです。
その時に、うずらさんがうちにあるボナンザを見て、まだ買っていないとおっしゃっていたので、お出かけの間にわたしが代わりに買いに行くことにしたのです。
番号は売り場のモグさんにお任せでいいとおっしゃっていました。

受け取ったボナンザをカバンにしまい、モグハへ戻ろうとした時でした。
倉庫が立ち並ぶ通りの前で、ボムマスクを着けたミスラさんに声をかけられたのです。
「ね~え、カバンに入ってるのって、モグボナンザだよねぇ?」
「はい、そうですけど」
「それ、アタシにくれな~い?」
「え? どうしてですか?」
「どうしてって、ケガとかしたくないでしょ~?」
もしかしてわたしは、強盗に遭っているのかしら?
わたしは首を横に振りながら、後ずさりをしました。
クルクさんからは 「サンちゃんはすばしっこい」 と言われていますが、ミスラさんから逃げられるでしょうか・・・。
チラリと視線を横に向けたわたしは、それは無理だと悟りました。
もう一人、フランマスクのミスラさんが近づいて来ていたのです。
「大人しく渡せば、痛い目には遭わせないよ」
「お断りします」
「なんだって?」
「渡しませんと言ったんです!」
怖かったしケガをするのはイヤでしたけど、悪い人の言いなりになるのはもっとイヤでした。
わたしの言葉を聞いて、二人のミスラさんたちがナイフを取り出しました。
「へぇ~、いい度胸してるね」
「見たとこ武器は持ってないみたいだし、モンクって感じでもなさそうじゃん」
「それじゃぁまずは、頭にくっ付いてるボナンザボールから切り取っちゃおうかなぁ~」
ボムマスクのミスラさんが、結ってあるわたしのお団子を掴んで引っ張りました。
痛かったし怖かったし、わたしは両手を振り回しましたが、ミスラさんには届きません。
泣いてしまったわたしに、ミスラさんたちはバカにしたように笑いながら、二人でわたしの髪を引っ張り合っていました。
その時です。
「やっ、やめろっ!!」
ちょっと甲高い声が、ミスラさんたちを止めたのです。
そちらを見ると、剣を構えてブルブル震えているタルタルがいました。
金色と茶色の髪をしたトンガリ頭の、あの人は確か・・・ヨックモックさん?
わたしが読みたかった本を借りたままジュノに行ってしまって、梅先生に迷惑をかけて、詐欺師にお金を騙されて袋詰めにされそうになった、あのヨックさんがいたのです。
しかし、フランマスクのミスラさんが 「邪魔」 と言って蹴ると、ヨックさんは呆気なく後ろに倒れて気絶してしまいました。
「えええ~!? 何この子」
「弱~い。冒険者じゃないの?」
わたしもビックリしてしまいました。
ですがそれよりも、二人が倒れているヨックさんを笑っている今こそ、逃げるチャンスだと思い走り出そうとしました。
しかし・・・。
モグボナンザを10個も入れたカバンを肩から下げているわたしは、いつもみたいに走ることが出来ません。
すぐに気づかれて、退路を塞がれてしまったのです。
わたしは、何も出来ない自分が悔しくて、絶対に渡すもんかと、カバンをギュッと抱きかかえました。
「観念しなって」
「また買ってくればいいじゃん」
「そうそう。そしたらアタシ達が、また奪ってあげるからさぁ」
「そうはさせるか!」
「は?」
「バルファルさん!」
ミスラさんたちの後ろに、大きな剣を構えたバルファルさんが立っていました。
「なぁにぃ? アタシたちとやるっていうの?」
「タルタルがアタシたちに勝てると思ってるのぉ?」
「そっちこそ、シッポをぶった切られて泣くなよ? シッポのないミスラって、みっともないと思うぜ?」
両手剣を構えたままニヤリと笑ったバルファルさんに、ミスラさんたちはチラチラと目配せをし合っています。
そして 「今回は見逃してやるよ」 と言って、わたしを突き飛ばして逃げて行ってしまいました。
「坊ちゃま! いきなりいなくなるので、爺は探しましたぞ」
ミスラさんたちと入れ替えみたいに、黒糖さんが走って来ました。
黒糖さんはバルファルさんと一緒に、ボナンザを買いに来ていたんだそうです。
「コイツがミスラに蹴られて倒れたのを見てさ、何だ? って来てみれば、サンラーがいたってわけ」
「助かりました。ありがとうございます」
「最近、ボナンザを狙った強盗が出没しているという噂があってな、坊ちゃま一人では危険なので私も付いて来たのだ」
「オレはいいっつーの。でもサンラー、ボナンザはもう買ったって言ってなかったか?」
「これはわたしの分ではなくて」
わたしは経緯をお二人にお話ししました。
それにしても、偶然バルファルさんがいらしてくれてよかったです。
剣を持っていたのも、黒糖さんが危険だと言ってうるさいので(バルファルさん談)、一応持ってきたんだそうです。
おかげで、わたしは助かりました。
さっきのバルファルさん、カッコよかったです。
そうだ!
「バルファルさんは、まだしばらくウィンダスにいるんですか?」
「ん? あぁ、いるよ。と言っても、クルク次第だけどな」
「クルクさんも、今ウィンダスにいますよね?」
「うん。ボケーっとしてる」
「それじゃぁ、えっと、ご迷惑じゃなかったら、わたしに冒険を教えてください!」
短剣の使い方は、梅先生から教わっています。
でも冒険は、なかなかサルタバルタより先に進めていませんでした。
バルファルさんと、もしかしてクルクさんも一緒なら、きっと危ないことも少なくて、楽しいと思ったのです。
でも・・・。
「それは構わないけどさ。だけど冒険って、教わるもんじゃないだろ?」
「あ・・・そう、ですよね」
知らない場所やわからないこと、初めてのことを自分の力で進んで行く。
危険かもしれないし、怖かったりもするでしょう。
苦難を乗り越えて、見たことのないものを見る。
それが冒険するってことですよね。
「ごめんなさい。わたし、甘えちゃっていました」
「だがな、サンラー。冒険の仲間になら、坊っちゃまもなってくれるだろう。もちろん、私もだ」
「え・・・」
「爺やはいいよ! 爺やが一緒じゃ、それこそ冒険にならねぇもん」
「なんと! 坊っちゃまは爺を仲間ハズレにするのですか?」
「だーってさぁ、すぐにおやつの時間だとか、もう寝ろとか言うじゃんか」
「例え野宿でも、規則正しい生活を心掛ける。それで大きくなれたのですぞ」
「あーハイハイ、もういいよ。それより爺や、そこに倒れてるヤツ、口の院にでも運んでやれよ」
バルファルさんに言われて、黒糖さんはポカンと口を開けて倒れたままだったヨックさんを抱え上げると、口の院へと運んで行きました。
その後ろ姿を見送ってから、バルファルさんがわたしに向き直りました。
「サンラーはいつでも出られるのか?」
「え? あ、はい!」
「よし。それじゃ明日の正午、タロンギの入り口に集合な。そこからジュノまで、歩きで行くぞ」
「はいっ!」
「クルクも呼ぶから、爺やには内緒な。じゃ、帰ろうぜ」
バルファルさんはそう言って、口の院から出てきた黒糖さんの方へ走って行きました。
わたしも後を追い、モグハウスまでご一緒させていただいたのです。
ジュノへは、梅先生のチョコボに乗せて連れて行ってもらったことはありますが、自分の足で行ったことはありません。
それにきっと、野宿もしますよね!?
初めてです!
モグさんにお手伝いしてもらって、明日の準備をします。
ドキドキ、ワクワク。
いつも遊びに来てくれてありがちょん(・▽・)
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みやぴん ヨックとサンちゃんの再会、ついにきたーヽ(* ゚∀゚)/!!!!
・・・と、カッコいいところ見せられるのかと思ったら相変わらずのヨック君www
そしてサンちゃんのなかのヨックの印象がwww
笑わせてもらいました。いや、微笑ましいw
それでもずっと応援してるよヨックモック!!
そしてサンちゃんの世界はまた広がるのですね。こちらも応援してます('∇')!
Re: みやぴんさん
クルク お師匠、こんばんは~(・▽・)ノ
ヨックはやっとウィンダスに着いたのに、そしてサンちゃんを見つけて、なんとピンチにかけつけたのに・・・ねw
サンちゃんのヨックに対する記憶に、「蹴られて気絶した人」 っていうのが加わったことでしょうww
こんなヨックですが、頑張りますので見守ってくださいwwwww
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