2度目のヴァナディール ソロ活動中の妄想屋クルクと仲間達。
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こんにちはクポ。
クルクのモグクポ。

モグは今、アトルガンのレンタルモグハを管理しているクポよ。
ご主人さまは、よく 「モグハを移す」 って言ってるけど、移すのはモグハじゃなくてモグなのクポ。
だから本当は 「モグを移す」 って言わなくちゃ間違いクポ。
そんなのどっちだっていいし、細かいコト言ってるって思うクポ?
なら、そう思っていればいいクポ。

所属国にあるモグハにはご主人さまの持ち物である調度品の全部が揃っているけど、レンタルモグハには備え付けの家具しかないクポ。
だけどモグはすばらしく有能だから、ご主人さまが必要なアイテムを、モグハからレンタルモグハに取り寄せる能力があるクポ。
つまりモグが一緒にいれば、とりあえず冒険には困らないクポね。
ありがたく思ってほしいクポよ。

今回アトルガンには、バルファルさんのモーグリも移って来ているクポ。
バルファルさんは前に、コクトーさんのモグハに住んでいたことがあったクポ。
だけどコクトーさんのモーグリは、ご主人さま以外の世話を焼きたくないってストライキを起こして、モーグリの仕事を放棄していた時期があるクポ。
確かにモグ達の仕事は、ご主人さまの冒険をバックアップすることクポ。
だから他人のことなんか知ったこっちゃないのクポ。
今はバルファルさんも自分のモグハを登録してあるし、担当のモーグリもいるクポ。

バルファルさんのモーグリは、言っちゃえばゆる~い感じのモーグリクポよ。
ウィンダスとアドゥリンを行ったり来たりしているせいか、モーグリのくせにアイテムの整理が今ひとつ出来ていないみたいクポ。
まぁ、バルファルさんが整理整頓が苦手っていうせいもあるクポね。
うちのご主人さまが遊びに行った時に、アイテムの整理を手伝ったりしているらしいクポ。
そのことについてモグは、うちのご主人さまに! なんてことは言わないクポ。
何をしようと、それはご主人さまの勝手クポ。
モグはご主人さまのやることに、あんまり口出ししないクポよ。
その点で言うと、ウメさんのモーグリは特殊クポ。

ウメさんの担当のモーグリは、とにかく口やかましいクポ。
何かとガミガミ文句を言って、うちのご主人さまや一家の皆さん、モーグリ仲間たちからでさえ、小姑かって言われているクポ。
あんなに口うるさくて、よくウメさんは平気でいられるクポね。
だけど不思議なのは、やたらと規則や作法にうるさいくせに、サンラーさんの同居を認めていることクポ。
モグが思うに、あれはきっとご主人さまをウメさんからサンラーさんに乗り換えたいクポね。
その証拠に、ウメさんのモーグリはアトルガンに来ていないクポ。
まぁ、モグはどのモーグリが誰をご主人さまに選ぼうが、そんなの興味ないクポよ。

そういえばうちのご主人さまも、細かいことにこだわらない人クポ。
っていうか、最近あんまりモグハに帰って来ないクポね~。
もう何日帰って来ていないクポ?
今はどこにいるクポ?
といっても、別に、モグは心配はしていないクポ。
ただ、うずらさんから連絡がきて、うるさいだけクポ。
バルファルさんならシグナルパールを持っているから、ご主人さまに一度モグハに戻るように伝えてもらうのがいいクポよね。
クポ、そうするクポ。


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バルファルのモグクポよ~。

数日前に、コクトーさんからモグ通信で連絡があったクポ。
「坊ちゃまはお元気ですか」 って聞いてきたから、モグは 「元気クポ」 って答えたクポ。
ご主人さまは、いつだって元気クポ。
だから多分、きっと元気クポ。

モグはあんまり気にしていなかったクポ。
だけど、モモさんっていう人のモーグリから連絡がきて、モグはちょっとだけ気になったクポ。
モモさんのモーグリは、「この度はうちのご主人さまがお世話になっておりますクポ」 って挨拶をしてくれたクポ。
とっても丁寧なモーグリクポ。
モグは 「いえいえクポ」 って返事をしたクポ。
でもそういえば、モモさんがうちに来て食事をしたのは、アトルガンに着いてから最初の2日だけだったクポ。
ウメさんも、初めはうちで寝泊まりする予定だったクポ。
口やかましいウメさんのモーグリから、事前に 「よろしくクポ」 っていう連絡があったクポ。
でもうちに泊まったのは、やっぱりアトルガンに来てから最初の2日だけで、それ以降姿を見ていないクポ。

それから、クルクさんのモーグリからも連絡が来たクポ。
クルクさんがモグハに戻って来ないから、ご主人さまからクルクさんに、「モグハに帰れ」 って伝えるように言われたクポ。
わかったクポって言ったけど、そういえばうちのご主人さまも、ずっと帰って来ていなかったクポ~。
連絡のしようがないクポね~。
それにモグは今、アドゥリンのモグハにいるクポよ。
アドゥリンで待っているように、ご主人さまから指示されたクポ。
みんな、どこに行っちゃったクポ?


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みなさん、こんにちはですクポ。
モグは、モモンジーナさんのモグですクポ。

モグは今まで、他のモーグリたちと連絡を取り合ったりしたことがなかったのですクポ。
ご主人さまも、お友達がいないみたいだったので、お仕事でモグハウスをお留守にする以外、遊びにお出かけするってことがなかったのですクポ。
それがここ最近では、よくウィンダスに遊びにお出かけしたり、うずらさんという方からモグ通信で連絡がきたこともありましたクポ。
モグはご主人さまにお友達が出来て、嬉しいですクポ。
それからモグも、他のモーグリたちと交流する機会が出来て、前よりも楽しいですクポ。

そして、とうとう、事件が起こったのですクポ!
アトルガンに来て数日、なんと、我がモグハウスに・・・あ、間違えましたクポ。
モグが管理するレンタルモグハウスに、ついにお客様がお見えになったのですクポ!!
これは大事件ですクポ!
ご主人さまのお友達が遊びに来た時は、どんなおもてなしをするのがいいんでしょうかクポ。
モグハウス管理組合、通称MHMUでは、研修期間に教えてはくれませんでしたクポ。
ご主人さまも、前もって教えておいてくれれば、モグはレンタルモグハウスという限られたモグハウスの中で、精一杯のおもてなしをしましたのにクポ。
急に3人もいらっしゃって、モグはテンパってしまいましたクポ。

いらっしゃったのは、タルタルが2名とエルヴァーン1名でしたクポ。
クルクさんというタルタルの女性ですが、そのお名前は、ご主人さまが呪詛のように呟いていた時期がありましたので、モグは覚えていますクポ。
こう言ってはなんですが、ポカンとした、緊張感のない人ですクポ。
ウメさんというエルヴァーンの男性は、よくご主人さまが 「隊長」 と呼んでいる方でしたクポ。
確か、ご主人さまの槍を折ってしまって、その代わりに槍ではなく鎌を送ってきた人ですクポよね。
言っていることが冗談なのか本気なのか、イマイチわからない人ですクポね。
もう1人、バルファルさんというタルタルの男性は、アトルガンに来てからご主人さまのお食事のお世話をしてくれたのですクポ。
4人の中では、一番真面目で一番まともなことを言う人だとモグは感じましたクポ。

ご主人さまたちは、モグが入れた冷たいお水を飲みながら、アルザビのなんとかいう人の家に潜入するとか、証拠になる文書を見つけるとか、ちょっとキケンなお話をしていましたクポ。
それから、バルファルさんがナシュモに空き部屋を見つけたから、偽名で借りたと言っていましたクポ。
そういえば、その日からご主人さまはお留守ですクポ。
大変そうなお仕事ですけど、頑張って欲しいですクポ。
それじゃモグは、ご主人さまの言いつけを守って、サンドリアのモグハウスに戻っていますクポ。


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クポ~。
モグはサンラーさんのモグクポよ~♪
なんちゃってクポ。

モグは別に、ご主人さまが戻ってこなくても、ちっとも困ったりしないクポ。
でも、サンラーさんが悲しむから、早く帰って来いなのクポ。
サンラーさんは、ご主人さまがちゃんとゴハンを食べているか心配しているクポ。
だからモグは、クルクさんもバルファルさんも一緒なんだから、いっぱい食べてるクポって言ったクポ。
だけどアトルガンなんて行ったこともない国で、食事が合うかわからないクポよね。
だいたいご主人さまは、好き嫌いが多すぎるクポ。
それからサンラーさんは、ご主人さまがケガとかしてないか心配しているクポ。
よく足がつったとか言って、モグハの中で転んだりしてたクポね~。
最近は外に出るようになったけど、運動不足なのクポ。

ご主人さまはアトルガンで、バルファルさんのモグハに寝泊まりするって言っていたクポ。
お洗濯とか、ちゃんとやってもらってるクポ?
なんなら宅配で送ってくれたら、モグがお洗濯からアイロンがけまでピシッとやるクポ。
ついでに、サンラーさんと一緒にお食事を作るから、それも送ってあげてもいいクポ。
ヒマだったら、モグ通信で話し相手になってあげてもいいクポ。
どうしてもって言うなら、モグがサンラーさんを守るから、アトルガンまで行ってあげてもいいクポ。
もしかしたら多分きっと、サンラーさんもそう思っているはずクポ。
でも、絶対にダメだって言われているから、モグはサンラーさんと面白おかしく過ごしているクポ。

危ないことは、ご主人さまには似合わないクポ。
早く帰って来て、また堀フナ釣りでもすればいいクポ。






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【2017/09/14 23:59】 | * クルク一家
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よお! バルファルだぜ(`・∀・)ノ

順風満帆、ヨーソロー!
アトルガン行きの機船は貸し切り状態で、オレは甲板で剣の鍛練をしていた。

梅さんとはマウラで待ち合わせしてたんだけど、乗船した途端に昏睡薬を飲んでぶっ倒れたよ。
普通は30秒程度の効き目なんだけど、飲んだ量がまともじゃなかったから、とうぶん起きないだろう。
船の揺れは、そんなにダメかねぇ。
アトルガンの白門まで、乗船時間は7時間くらいか?
夜明け前に出航したから、朝日が見れたよ。
クルクも一緒ならよかったのにな。
今頃、うずらさんが駆け込んで来てるのかな・・・。

アルザビ港に入港するっていうアナウンスがあった時、オレは甲板の真ん中で寝ていた。
軽く運動して、持参した朝ごはんを食べて、寝っ転がって休憩していたら、いつの間にか寝ていたんだな。
クルクみたいだけど、朝が早かったんだから仕方ない。
梅さんはどうしただろうと思い出して、船室に降りて行ったら、まだ死んだように寝ていた。
っていうか、どうやって船から降ろせばいいんだ?
タルタルがエルヴァーンを背負って船から降りるって、見た人はエルヴァーンがズルズル這い蹲って移動しているようにしか見えないんじゃないかな。
とにかく、久しぶりのアルザビだ。

薬の後遺症なんだか、体が覚えているのか、フラフラ揺れている梅さんを連れて、まずはオレのモグハに行こうとしてたんだ。
すると前から鎌を背負ったモモさんが、手を振りながら歩いて来た。
「お疲れ~。隊長は生きてる?」
「・・・ダイジョウブダ・・・」
「ねぇ、昼食は食べたか? 私はまだなんだ。金がなくてさ」
出迎えって言うより、食事をたかりに来たのか。
「じゃ、とりあえずオレのモグハに―」
「あ、あー、こっち、こっちに面白いもんがあるんだよ」
モグハに向かおうとしたオレに、モモさんが反対側を指差した。
面白いもん?
「占い屋がいてさ、未来を占ってくれるんだ」
「はぁ~? モモさんて、そういうの好きだったのか」
「女の子は、み~んな占いが好きなんだよ」
「女の子・・・プッ・・・」
梅さんが噴き出した。
「あっ、テメー何笑ってんのよ!」
「お前には 『女の子』 の定義が当てはまらん」
梅さんの言う 「女の子の定義」 がどんなものか聞いてみたいけど、まぁ確かにモモさんには当てはまらないような気がするよ。
だけど、占いが好きなのは女の子だけじゃないぞ。
実はオレも、ちょこっと興味がある。
クルクには 「悪いこと言われると落ち込んで引きずるから止めな」 って言われるんだけど、今日の運勢とかラッキーカラーとかが書いてあると、気になって読んじゃうんだ。
モモさんが指差す方には茶屋シャララトもあるし、その占い屋っていうのを見に行くことにした。

2階にある武器屋の外に、一人の男が立っていた。
水晶玉もタルロットカードも持っていないようだし、何より、本当にポツンと立っているだけなんだ。
モモさんが声をかけると、「おや、あなたは昨日の・・・」 って。
「占ってくれるか?」
「では、質問をさせていただきます」

その占いは、10の質問に答えて占う性格判断だと言う。
性格判断なら、何回やっても同じじゃないか?
でも、その日の気分によって考え方とか変わったりすることもあるからなぁ。
モモさんが10の質問に答え終ると、占い屋の男は 「疲れているようだ」 とか、「休養が必要だ」 って言った。
そして、1000ギル請求してきた。
「隊長、支払って」
「何で俺が払うんだ」
「財布忘れて来ちゃった」
「・・・・・・」
ブツブツ言いながら梅さんが占い屋に支払いを終わらせた後、オレも占ってもらうことにした。

10の質問は、モモさんの時と同じだった。
運命とか命とか、そういったことに関係する質問で、用意された3つの答えの中から一つを選んでいく。
オレが一番答えに時間がかかったのは、「1つの命で万の民が助かるならば、自らの命を喜んで差し出す勇気はあるか?」 という質問だった。
そりゃ、大勢が助かるならって思うけど、だけどいざとなったらそんな勇気が出るだろうか?
いや、いざとなったら、勇気とかそんなの関係なくなっちまうかもしれないよな。
う~ん、う~ん、って考えていると、「早く答えなよ」 っていう声がした。
振り向くと、両手にカップとスプーンを持ったカボスがいた。
カップの中身は・・・シュトラッチ!
シュトラッチは卵とミルクと米を使った、甘くてとろけるような食感のお菓子だ。
っていうか、何でカボスがいるんだ?
「ほらほら」 ってスプーンを振って急かされて、オレは10の質問に答えを出した。
占いの結果は、モモさんと全く同じだった。
選択した答えは違っていたのになぁ。
そして、1000ギル請求された。
オレが財布を出そうとしていたら、梅さんが支払ってくれたよ。

「そんじゃ、ボクも占ってもらおうかな~」
カボスが空になったカップをオレに押し付けてきた。
シュトラッチ、子供の頃好きだったんだ。
たまに爺やが買って来てくれてさ~。
・・・とか懐かしく思っていたら、カボスはオレが散々悩んだ質問に、「他の誰かがやればいい」 って即答してた。
そういうヤツだよな、カボスは。
他にも、オレとは答えが全然違っていた。
どうやったらこんな情のない自分勝手なヤツに育つんだ?
親の顔が見てみたいぞ。
カボスが10の質問に答え終ると、占い屋が笑ったように見えた。
いや、見間違いかもしれないけど。
そして結果は、モモさんやオレとは違って、何だか本当に占いみたいなことを言っていた。
しかも、代金はいらないとか!
その代り、何だか知らないけどアイテムが欲しいみたいなこと言ってたな。
カボスは 「じゃぁ、そのうち持って来てあげるよ」 とか偉そうに言っていた。

「梅さんも占ってもらう?」
オレが聞くと、腕を組んで顎に手を当てて見ていた梅さんが 「いや、今日はいい」 と言った。
「それじゃ、お茶でも飲みに行こうよ」
カボスが仕切った。

「お前は何でココにいるんだ?」
シャララトで久しぶりのシュトラッチを食べながらオレが聞くと、カボスは 「お使い」 と答えた。
は~ん。
どうせまた、シャントット博士のわけわからん実験に必要なわけわからんアイテムを調達しに来たんだろう。
「そっちこそ、何しに来たのさ? 変なメンツ」
「お前にゃ関係ないね」
オレがそう言うと、カボスは 「どうでもいいや」 って、本当に興味なさそうにチャイを飲んだ。
こういうトコロが、腹立つんだよなぁ~。

「ねぇ、ここには甘いモンしかないの? 私、肉が食いたいんだけど」
シュトラッチとイルミクルバスっていうケーキを2皿食べた後、3杯目のチャイをおかわりしたモモさんが言った。
「人の金で飲み食いしておいて、文句を言うな」
「あ、そうだ。隊長、地図買ってくれる? 港に売ってるよ」
「なぜ俺が買ってやらねばならんのだ。自分で買え」
「なら、隊長の地図見せてよ。書き写すから、紙とペンくれる?」
梅さんとモモさんのやり取りを聞きながらオレは、そう言えば何でアトルガンに来たんだっけ? と思っちまった。
なんて言うか、もっとこう・・・ピリピリと緊張感のある展開が待ってるのかと、多少緊張してたんだけどな。
まぁ、まだクルクが合流してないしな。
「クルクは次の便で来るんだっけか?」
着くのは夜になるだろうから、その前に買い物でもして、モグに食事の用意をしておいてもらった方がいいよな。
そう言ったら、カボスがスッと立ち上がった。
「それじゃ、ボクはウィンダスに帰るとするよ。あんまり遅いと、博士の雷が落ちるからね」
じゃ、と手を上げてスタスタとシャララトから出て行くカボスに、モモさんが 「急にどうしたんだ?」 と首を傾げた。
カボスは、クルクが苦手なんだ。
いや、苦手って言うより、怖がってる風だ。
国際手配の時、師匠ん家で空中回転するほどの勢いで殴られたからか?
でもありゃ、自業自得ってもんだけどな。

クルクのためにという口実を付けて、自分の分までシュトラッチとイルミクルバスを梅さんに買わせたモモさんは、結局地図まで買ってもらっていた。
それから、食材を買いに行きがてら、街を見て回ることになった。
「私は休養が必要って言われたから、先に戻ってるよ」
そう言って、モモさんはあくびをした。
きっと、お腹がいっぱいになって、眠くなったんだろうな。
「晩飯が出来たら、じゃなくて、クルクが着いたら呼んでくれ」
歩き出したモモさんは一度振り向いて、「肉な!」 と念を押した。



・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・

やっぴ~、クルクです(・▽・)ノ

えっと、クルクが青魔を取得しに行くついでに、バルと梅とモモをアトルガンデビューさせました。
バルの設定では行ったことあることになってるし、フェローで呼んだことはあったんだけど、本体はまだだったからね。
んで、梅とモモは必然に迫られてw
そーゆーことになったんだから、行かさねばなるまい。
あと、かぼすも行かせちゃった。
モモはまだだけど、クルクとバルと梅とかぼすは、メインが99になってるうちのトップ4なので。
そんでついでだから、バル以外のみんなで青魔を取得しちゃいましたw
これでクルクと梅は、全ジョブコンプになったよ~。
でもって、梅は全ジョブのレベル上げをして、最低レベルが30。
ジョブレベルの合計が、クルクより梅の方が多いという事態になってしまったよ(>д<)
メインのクルクを上げないで、なんで梅のレベル上げしてるんだろう?
クルクはまだ、レベル1のジョブがたくさんあるのに!

青魔だけど、バルは性格上、絶対に取得できない。
きっと正解の答えがわかってたとしても、それを選ぶことは出来ないと思う。
初めにクエをさせたのは、モモだったんだ。
モモも結構自分勝手だったりするけど、仲間とかそういうの見捨てることが出来ないから、結果は失敗。
その時に、カボスだったら答えが違うなって思ったの。
それで、予定外だったかぼすもアトルガンデビューさせたのでした。
んで、やっぱり1発クリアしたのでしたw
他のみんなも答えがそれぞれ違ってたけど、全員失敗だったの(^_^;)
その後、カボスと同じ答えでクリアさせたんだけどね。
キャラ設定重視型だから、仕方ないw






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【2017/08/29 23:59】 | * クルク一家
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こんにちは、うずらよ。

梅ちゃんが 「近日中に、アトルガンへ行く」 って言った時、あたしは 「何しに行くの?」 って普通に聞いたの。
それはもう本当に、「ロンフォールに行く」 と言われた時と同じくらいに何も考えず。
「ちょっとした野暮用だ」
そう答えた梅ちゃんに、あたしは少し笑いながら顔を見て、それから何を言おうとしたのかしら。
何か変だなって、違和感を感じたの。
だからもう一度、「何しに行くの?」 って口に出して言ってみた。
それに梅ちゃんは、答えなかった。

梅ちゃんは重度の船酔い体質で、よほどのことがない限り船には乗らない。
昔カザムへ行って死にそうになってから、絶対に乗らないと決めたんですって。
そんな梅ちゃんが自分の意志で飛空艇に乗ったのは、サンドリアからジュノ経由でウィンダスへ密航した時だけ。
機船に乗ったのは、サンちゃんを連れてウィンダスからサンドリアへ来た時だけ。
あとは、あたしが無理矢理・・・ね。
だから当然アトルガンへは行ったことがないはずだし、そうあたしは聞いていた。
その梅ちゃんが、「ちょっとした野暮用」 で船に乗るの?
えぇそうね、言葉通りじゃないことくらい、考えればすぐにわかることじゃない。
あたしがシグナルパールを鳴らしたのは、翌朝だった。

「あの、ご主人さま・・・」
モグがおずおずと、小さな両手をあたしの目の前で開いて見せた。
そこには、微かな信号音を発しているシグナルパールが乗っていた。
「え・・・?」
「預かったクポ」
「・・・なんで・・・?」
「梅さんからご主人さまに言伝クポ。『戻るまで預かっていてほしい』 クポ」
「なんで!?」
近日中って言ったじゃない。
そりゃ近日中かもしれないけど、普通はそう言わないわ。
それに、どうしてシグナルパールを?
あたしはモグの手からシグナルパールを奪うように掴み、モグハを飛び出した。

わからなかった。
どうして? とか、なんで? って、頭の中はそればっかりで、気持ちだけが焦っていた。
ウィンダスのモグハの階段を駆け上り、梅ちゃんのモグハに向かう。
両手で思い切りドアを叩きながら 「梅ちゃんいる!?」 って叫ぶと、すぐにドアが開いた。
あたしはモグを押し退けて中へ入ると、目を丸くしているサンちゃんに 「梅ちゃんは?」 って訊ねた。
「梅先生でしたら、昨日アトルガンへお出かけになりました」
「昨日・・・」
それじゃあたしと会った後、そのままアトルガンへ発ったってこと?
あたしはモグを振り返り、「いつ戻るの!?」 と訊いた。
するとモグは憎らしいくらいフワフワとして、「聞いてないクポ」 って。
「多分、しばらく戻らないクポ。だからモグは、サンラーさんとお留守番クポ」
そう言ってクルクル回ってから、モグは止まって再び口を開いた。
「でも、このままご主人さまが戻らなければ、モグのご主人さまはサンラーさんになるクポ」
「モグさん! 縁起でもないこと言わないでください! 梅先生はちょっとご用があってお出かけしただけですっ!」
頬を膨らませたサンちゃんにモグは 「冗談クポ」 と言ったけれど、視線はずっとあたしに向けられていた。
何か知っているけれど言わない、そんな顔。
「ど、どうして・・・モグハを移さないの?」
乱れそうになる呼吸を整えながらあたしが訊ねると、モグは当然のように 「サンラーさんと一緒にいるように、ご主人さまの命令クポ」 と答えた。
そしてモグは、「うずらさん」 とあたしに呼びかけてから、「アトルガンには多分、モモさんも行っているはずクポ」 と言った。
その言葉で、あたしにはわかった。
モグが言った言葉は、冗談なんかじゃないんだって。
ずっと考えないようにしていたことが、起こったんだって。

サンちゃんを心配させないように、あたしは大きく深呼吸してから 「急に来てごめんね~」 と言ってニコッと笑い、何でもないみたいに玄関に向かった。
サンちゃんがお茶に誘ってくれたけど、あたしは 「また今度」 ってモグハを出た。
その足で、クルたんのモグハに向かう。

クルたんのモグハに着くと、まるで待っていたかのようにドアが開いた。
「来ると思った」
「・・・クルたん・・・」
「ど~ぞ~」
トコトコと前を歩くクルたんに付いて部屋に入ると、模様替えをしたらしく、前に来た時と家具の配置が変わっていた。
でも相変わらず、物で溢れていたわ。
ヒョイと椅子に腰かけて、あたしにも座るように手で示し、それからクルたんは 「梅のことでしょ?」 と言った。
「クルたんは、梅ちゃんがアトルガンに行くことを知ってたの?」
「だってクルク、梅のボスだもん」
モグに 「お茶入れて~」 と言った後、クルたんがあたしを見て言った。
「梅ね、クルクの倉庫番辞めるって言ったの」
「え・・・どうして・・・」
「ん? うずらはわかってるんじゃないの?」
「・・・・・・」
「もちろんクルクは、ダメって言ったよ」
モグが運んで来てくれた冷たいお茶を一口飲んでから、クルたんが説明をしてくれた。
「この前さ、梅がももんがと来たんだよ」
二人は騎士団時代の落とし前をつけたいと、そのためにアトルガンへ行くとクルたんに言ったそう。

梅ちゃんにとっては部下であり、モモちゃんにとっては同僚だったヴォルフィは、家のために仲間を裏切り、あまつさえ殺人まで犯していた。
「ももんがはいきさつを話さなかったんだけど、ボルビーの家を潰して乗っ取ろうとしてた親玉がわかったって言ってたの」
けれどそれは、氷山のほんの一角の更に一欠けらに過ぎず、背景にはもっと大きな組織が目的のために動いていて、その黒幕には一介の冒険者では手出しが出来ない高位の者が隠れているらしく、古の東王派が絡んでいるとかいないとか。
そこらへんはあたしにはわからないし、クルたんも 「よくわかんない」 って言っていた。
だとしても、仲間を失った者達にしてみれば、些細な事件で済ますことなど出来るはずもないわよね。
それに、梅ちゃんは普段はあんなだけど、ずっと自責し続けていることをあたしは知っている。
仲間を守れなかったこと、裏切りを見抜けずにいたこと、死なせてしまったこと・・・。
それはきっと、モモちゃんも同じだと思うわ。
多分、護衛の仕事で各地を回りながら、それとなく探っていたんじゃないかってクルたんは言った。
それから、梅ちゃんにも情報屋がいるみたいだって。
それはあたしも、そんな気がしていたわ。
最近、やけに梅ちゃんが外出するようになったもの。
モモちゃんが仕事の合間にやって来ては梅ちゃんのモグハに入り浸っているのも、サンちゃん目当てと、食事をたかるのと、そして情報の交換だったんじゃないかしら。
今思えば思い当たることがたくさんあるわ。
そうよ、クルたんの言う通り、あたしは頭のどこかでわかっていたんだわ。

「その親玉っていうのが、アトルガンにいるの?」
「そうらしいね」
「それで、二人でアトルガンに行ったの?」
「ももんがは先に行ってるらしいから、一緒じゃないよ」
「そういうことじゃなくて! ねぇ、それって危険なんじゃないの!? 二人でどうにかなるもんなの!?」
危険に決まってる。
親玉がいるなら、子分だっているでしょうよ。
それに、梅ちゃんの素性がバレる可能性だってあるわ。
そうなった時にクルたんに迷惑がかからないように、倉庫番を辞めるって言ったんじゃないの?
だから、モグハの移動もさせず、まるで遺言みたいなことをモグに言い遺して、シグナルパールを置いて、あたしを置いて行ったんじゃないの?
あ・・・そっか・・・。
あたし・・・梅ちゃんに置いて行かれちゃったんだ・・・。
手の中にある、それまでずっと握り締めていたシグナルパールを見下ろして、あたしは悔しくて唇を噛んだ。

「バルが一緒に行ったよ」
「え・・・?」
曇った視界の中、クルたんがあたしを見て言ったの。
「バルはちっさい頃、ウィンダスからアトルガンに行って、あっちで暮らしてたんだよ」
「・・・バルちゃんが?」
「バルはモグハをあっちに移動させるって言ってたよ。きっと梅は、バルのモグハに寝泊まりするはず。バルのモグは、梅んとこのモグみたいに口うるさくないからね~」
アハハって気楽そうな顔をして笑うクルたんを見ていると、少しづつ気持ちが落ち着いて来たわ。
それにバルちゃんが一緒なら、きっと大丈夫な気がするの。
あたしたちが絶対的に信頼しているクルたんは、なんだかんだ言いつつバルちゃんを絶対的に信頼している。
それに梅ちゃんとバルちゃんって、気が合うみたいだもの。

それからクルたんはお茶を飲み干すと、「クルクはこれから、アトルガンに行くんだよ」 と言ったの。
「クジラが見たいから、船で行くんだ~」
クルたんはあたしが来るってわかってたから出発を遅らせたと言って、「エスパークルたん」 って自分をほめていたわ。
「ねえ、あたしも連れてって!」
クルたんがこれから行くなら、あたしも一緒にアトルガンに行くわ!
行ったところで、あたしに何が出来るってわけじゃないけど、でも・・・。
そしたらクルたんは両腕を交差させて、「ブブーッ」 って唇を尖らせた。
「ダ~メ。それに、うずらは渡航免状持ってないでしょ?」
アトルガン行きの渡航免状は、裏で天晶堂が発行してるから、今のあたしじゃもらえないってクルたんが首を振った。
そう・・・。
わかったわ。
あたしはクルたんに、くれぐれも梅ちゃんをお願いねって頼んで、モグハを出た。

・・・天晶堂ね。
あたしはクリスタルのホームポイントに飛び込んだ。
行き先は、二度と戻らないはずだった、バストゥーク。
人目に付かないように、すぐにモグハのゲートをくぐり、ぴよのモグハへ向かう。
ノックもしないでドアを開けようとガタガタやっていたら、「いったい誰クポ!?」 ってモグが怒って出て来たわ。
「ぴよはいる!?」
「うずらさんクポ!?」
「アトルガン行きの渡航免状がほしいの。天晶堂が仕切っているんでしょ? だったらあんた、手に入れられるわよね?」
驚いているモグを無視して中へ入ると、あたしは何の前触れもなく要件を言った。
ぴよはテーブル上のカップに手を伸ばしながら、「無理」 と言ってあたしを見た。
「アトルガン行きの渡航免状は、本店に行かないと手に入れられないんだ」
理由も聞かず、やけに冷静に答えるぴよに、あたしは腹が立ったわ。
「だったら行ってよ!」 と言うと、「俺、今バスから出られないんだ」 と返って来た。
眉を寄せたあたしに、ぴよは肩を竦めて苦笑した。
「ゲオルが死んだよ。釣り人がグスタの岸壁で、刺し傷のある死体を釣っちゃったんだ」
「え・・・」
「あいつ、バスに戻って来てたんだよ。それで、昔自分を銃士隊に売った奴に礼をするとか、酒場で息巻いてたらしい」
「それでぴよが疑われてるの?」
「いや、疑われてるってほどじゃないけど。でも、しばらく大人しくしてようかなって」
「そう・・・」

ゲオルという男は小悪党で、親のいない子供達を集めて、盗みをさせていたの。
まだ子供の頃、治安は今ほどよくなくて、あたしは盗みの何が悪いのかさえ考えなかった。
それほど飢えていたし、あの頃は体が弱かった弟を守らなくちゃって思っていたから。
あたしは髪も短くて男の子みたいだったし、すばしっこくて盗みも上手かった。
だけど一度、うっかり銃士隊の懐に手を入れちゃって、捕まったことがあったの。
その時は厳重に注意されて、食べ物を与えられたわ。
それがゲオルに知られて、あたしは体中にアザが出来るほど殴られた。
で、つい 「アイツを殺してやる」 ってぴよに言っちゃったの。
もちろん、そんなこと出来っこない。
だけどぴよは、あたしに殺しをさせないために、アイツを罠にかけて銃士隊に捕まえさせた。
子供の罠にかかるような頭の悪いヤツだったからね、あたしとぴよの見分けもつかなかったのよ。
銃士隊に連行されながら、ぴよではなくあたしを睨んでいたっけ。
物凄い目つきでね、「覚えとけ」 って叫んでいたわ。
それが、あたしがバスに戻らない理由の一つではあった。
そして、ぴよがバスに残った理由でもある。
だけど・・・そう、死んだのね・・・よかったわ。

「それはそうと、アネキはいつから男を追う女になったんだ?」
「なんですって!?」
「アネキがアトルガンに行ったら、梅兄は気が散って仕方ないと思うけどな」
「・・・あんた、知ってるの?」
「それにアネキが行ったって、足手まといにしかならないよ」
「・・・・・・まさか・・・あんたが梅ちゃんの情報屋じゃないでしょうね!?」
あたしの問いに、ぴよは 「さぁ? 何のこと?」 と口角を上げて笑った。
しらばっくれて!
だけど、渡航免状が手に入らなければ、どうすることも出来ないわ。
密航ってことも考えたけど、バレたらクルたんに迷惑がかかるし、そしたらあたしも倉庫番を辞めなくちゃってことになっちゃうわね。
チリちゃんはアトルガンにいたこともあるから、持ってないかしら?
それをぴよに細工してもらえば・・・。
あぁ、でも、チリちゃんを心配させることは出来ないわよね。

あたしが悶々と考え込んでいると、テーブルに頬杖をついたぴよが 「なぁ」 って声をかけてきたの。
「クルたんとバル君が一緒なんだろ? それにシグナルパールがあるんだから、大人しくこっちで待ってればいいじゃないか」
「梅ちゃんのシグナルパールなら、ここにあるわよ」
あたしが手のひらを広げて見せると、ぴよは 「はは~ん、うずらは捨てられたんだな」 ってニヤニヤ笑うの。
ふっざけんじゃないわ!
そんなこと、あってたまるもんですか!
あたしは捨てる女で、捨てられる女なんかじゃないわよ!
「ちょっと、アトルガン行きって、何時に出航よ?」
「これからだと、正午だよ」
壁にかかっている時計を見ると、もう1時間もないじゃない!
踵を返したあたしに、ぴよが 「無理だって!」 と声をあげる。
「クルたんの見送りよ!」

マウラのクリスタルから飛び出すと、機船が停泊しているのが見えた。
あたしは船着き場へ走り、大声でクルたんを呼んだ。
すると、ヒョイっとクルたんが船から降りて来た。
「どしたの?」
乗り場の柵越しに、あたしは握った手を差し出した。
「これ、梅ちゃんに渡して。あたしからは、絶対に呼ばないわ。だから・・・」
「ん。お守りに持ってな~って、言っておくね」
クルたんの小さな手のひらに、あたしはシグナルパールを乗せた。
「それと、たまには連絡してあげなねって、言っておこうか?」
「あら、そんなのいいわよ。あたしはステキな人を見つけて、デートを楽しんでるから!」
「アハハ、じゃあ、そう伝えておく」
それからクルたんは、「あ、そうだ」 って思い出したように 「ぴよに伝言」 と言った。
「ももんがが、『私は何も見ていない』 って伝えてくれって。そう言えばぴよはわかるはずだってさ」
「・・・伝えておくわ」
間もなく出航のアナウンスが流れ、クルたんは走って船に乗り込んだ。

ゆっくりと離岸する機船の甲板に、クルたんが姿を現した。
「お留守番、よろしくね~!」
ぴょんぴょん跳ねて手を振るクルたんに、あたしも手を振り返しながら 「早く帰ってきてねーっ!」 って叫んだ。
すると・・・。
「伝えておく~!」
もう!
クルたんてば、それは余計な返事だわ!
だからあたしは、聞こえるかどうかわからないけど・・・。
「あんまり遅いと、捨てちゃうわよーって言っといて!!」
クルたんに言伝を託した。






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【2017/08/27 23:59】 | * クルク一家
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クルクだよ~、やっぴ~!(・▽・)ノ

クルクはラバオに来ています。
サンちゃんの提案で、金魚すくい大会をするんだよ♪
それでね、何か景品があった方が面白いよねってことになったんだけど。
みんなと話し合った結果、優勝者には何でも1つだけみんなが願いを叶えてあげることになったんだ。
そしたらうずらが、「じゃあ、あたしが優勝したら、あたしを玉の輿に乗せてくれるのね!? 大金持ちで、超イケメンじゃなくちゃイヤよ!」 って言ったの。
うずら、まだそれ言うの?
バルが 「あんた、梅さんの前でよくそんなこと言えるな」 って言ってたけど、ホントだよね~。
ぴよも 「梅兄、なんか言ってやってよ」 って言ってたんだけど、当の梅は 「君はヘタクソだから、優勝は無理だ」 だって!
ん~、そういうことじゃないと思うんだけどね★

まずは腹ごしらえって、みんなでお昼ゴハンを食べてたら、ももんがが顔を出したの。
クルクが金魚すくい大会だよって教えたら、ももんがもやりたいって。
いいよ~(・▽・)

ルールは、時間を決めて、すくった金魚のポイントを競うの。
使えるポイは、10本まで。
妨害も協力もありだけど、金魚屋さんにカウントしてもらって、1番ポイントが多かった人が優勝。

よぉ~っし、いっぱいすくっちゃうよ(・▽・)ノ


---*---*---*---*---*---

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護衛の仕事を終えてラバオに戻ると、クルク達が来ていた。
これから、金魚すくい大会をするらしい。
優勝者には、なんでも願いを叶えてくれると言う。
それはつまり、サンラーを私の相棒に出来るってことか!?
ならば、優勝するしかない!

参加者は、クルク、バルファル、サンラー、隊長、うずら、チリ、ぴよ、クマ、そして私。
黒糖さんは、審判兼救護班だそうだ。
それぞれ動きやすい格好に着替えて、お椀とポイを装備していると、ミスラを連れたタルタルの男が近付いて来て 「金魚すくい大会はこれから?」 と尋ねた。
すると、近くにいたクマが振り返り、タルタルを見て破顔した。
「カボちゃん! うん、これからだよ。サルサも来たの?」
「アタイ、キンギョすくいのバイトなの」
クマが 「カボちゃん」 と呼んだタルタルはサンラーの兄貴で、カボスという名前だそうだ。
そしてサルサというミスラは、カボスが雇っているバイトだという。
なかなか手強そうだ。

黒糖さんの合図で、金魚すくいが始まった。
サルサというミスラは、ニャーニャー言いながら素手で金魚を捕まえて、黒糖さんから注意をされていた。
私は金魚を追いながら、ぴよに近付き声をかけた。
「クマと一緒じゃないんだ?」
「カボスが来たからなぁ〜」
ぴよは苦笑して、反対側でカボスと水面を覗いているクマに顔を向けた。
かと言って、私があまりぴよに近付いていると、またクマがヤキモチを妬くだろう。
私は離れて小さな赤い金魚を1匹すくい、そして再びぴよに話しかけた。
「護衛の仕事でさ、バスに行ったんだ。途中、グスタにある灯台の側で、あんたを見かけたよ」
「・・・へぇ・・・」
「崖から下を覗いてたようだけど、なんか落としたの?」
ぴよは破れたポイを私に見せて笑うと、そのままの表情で 「ゴミかな?」 と言った。


---*---*---*---*---*---

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お椀の中には、水しか入っておりません。
私はポイを手にしたまま、優雅に泳いで行くらんちゅうを目で追うばかりで、なかなか手を出すことができません。
私も黒糖さんと一緒に、救護班として参加せずにいればよかったかしら。
黒糖さんは水際の日陰に座って、金魚すくいに夢中になっている私達を微笑みながら眺めております。

「チリちゃん、どう?」
うずらちゃんが声をかけてくれました。
私が空っぽのお椀を見せると、「あらぁ~」 と笑います。
うずらちゃんのお椀の中には、黒い出目金が2匹入っておりました。
「うずらちゃん、星辰儀は完成しまして?」
「ええ、作ったわ。とってもキレイ。チリちゃんは?」
先日クルクさんから星辰儀設計図をいただいて、製作に必要なアイテムを揃えるために、私はうずらちゃんとロンフォールの騎士の泉で金魚すくいをしたのです。
途中から兄様もいらして、あまりにも金魚がすくえない私の代わりに、ポイントでアイテムをもらってくださったのです。
そして星辰儀も、結局兄様が作ってくださいました。
「梅ちゃんは、チリちゃんに優しいものね~」
「うずらちゃんにだって―」
言いかけたその時、後ろから私のお椀の中へ、金魚が1匹注ぎ入れられたのです。
ヒレが長くて美しい、紅白模様の金魚です。
「まぁ! 更紗コメット!」
「30ポイントだ」
兄様でした。
「君もほしいか?」
兄様に尋ねられたうずらちゃんは、「結構よ! 優勝は、自力で勝ち取るわ!」 と、ツンと顎を上げて言うのです。
兄様は笑って行ってしまいましたが・・・。
もしも、もしもうずらちゃんが優勝するようなことがあったら、うずらちゃんは本当に、玉の輿を望むのでしょうか。
私はお椀の中で舞うようにヒラヒラと泳ぐキレイな金魚を眺めながら、その時うずらちゃんが何を望むのか、知りたい気持ちになりました。


---*---*---*---*---*---

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赤くて小さい金魚、黒い出目金、ぷっくりしたらんちゅう、まあるいパールスケール、ひらひらヒレが長い更紗コメット。
金魚は見ていて飽きませんね。

金魚すくい大会はわたしが思いつきで言ったことなのに、クルクさんがみなさんに声をかけてくださって、みなさん参加していただいて、とても嬉しいです。
だけどまさか、お兄ちゃんが来るとは思っていませんでした。
サルサさんという、お兄ちゃんの実験のお手伝いをしているミスラさんも一緒です。
お兄ちゃんはサルサさんに金魚をすくわせて、自分のポイントにするつもりなのね!
だけどサルサさんは金魚すくいをしたことがなかったみたいで、素手で捕まえることは出来るのに、ポイではなかなかすくえなかったのです。
お兄ちゃんは「優勝出来なかったらゴハン抜き」 って、サルサさんにヒドイことを言っていました。
サルサさんは泣きベソをかきながらポイで水をかき回していましたけど、すぐにコツをつかんだみたいです。
今ではわたしより、たくさんの金魚がお椀の中で泳いでいます。

モモさんも金魚すくいが上手です。
わたしはポイが破れないように、金魚が逃げないように、そっとすくっているのですが、モモさんは勢いで金魚を捕まえているみたいに見えます。
サルサさんと、ちょっと似ているかもです。

しばらく経ってから、黒糖さんが 「皆、わしが泉を一周してこの場所へ戻ってきたら、終了だぞ」と叫ぶと、それまでおしゃべりをしながら金魚を追いかけていたみんなが、一斉に真剣モードになりました。
お兄ちゃんはわざとバチャバチャ走り回って、わたしたちの邪魔をします。
本当に憎らしいお兄ちゃん!

「サンラー」 と梅先生に呼ばれたので側へ行くと、梅先生がわたしのお椀の中に、まん丸のパールスケールを2匹も入れてくださいました!
それを見ていたモモさんが、自分にもとお椀を差し出しました。
すると梅先生は 「仕方ない」 と言いながら、モモさんのお椀の中へ、大量の水を勢いよく流し込んだのです!
モモさんのお椀の中にいたたくさんの金魚たちは、溢れた水と一緒に泉へと戻ってしまいました。
モモさんは悲鳴をあげて悪態をつきながら、慌てて金魚を追いましたが、戻ってくる金魚はいません。

その時、「終了~!」 という黒糖さんの声が響きました。


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クマさんが、「何ポイントになりそう?」 ってぴよさんに尋ねた。
ぴよさんは「62ポイントかな」 と言って笑う。
クマさんは49ポイントだと言う。
ん~、2人合わせても優勝は無理か~。
たった今、イマイチやる気のなさそうな金魚すくい屋が、サルサのポイントを告げたところだ。
なんと、278ポイント!
クルクが160ポイントだった時は、みんな優勝かって思ったけど、サンラーが174ポイントでクルクを上回っていた。
それは梅さんが終了間際に、サンラーに金魚をあげたからだ。
そのせいで、梅さんは0ポイントで最下位になっちまったけど。
で、モモさんは1ポイント。
途中でお椀の中を覗いた時は、金魚が泳げないほど入っていたけどな。
最後に大騒ぎをしていたから、お椀をひっくり返しちまったのかな?
玉の輿狙いのうずらさんは、たったの18ポイント。
チリさんは32ポイント。
そしてオレは・・・爺やの足元にちんまりと座っている。
「バル君、大丈夫?」
尋ねてくれたぴよさんに、オレはコックリ頷いた。

オレは、まぁまぁすくってたんだよ。
なのに、カボスがわざとバシャバシャ走り回って邪魔をしに来たから、ちょっと足を引っ掛けて転ばせてやったんだ。
鼻に水が入ったとか言って、ザマーミロだ。
そしたらアイツ、水を掛けてきたんだ。
2人で水の掛け合いをやってたら、クルクから教育的指導を受けちまった。
で、一瞬気が遠くなって、気づいたらカボスと2人、爺やに掴まれて水から引き上げられてたんだ。
オレのお椀、どこ行ったんだろうな・・・。

爺やが 「優勝はサルサ!」って告げると、サルサは飛び上がって喜んだ。
賞品は何がいいかと爺やがサルサに訊くと、カボスが 「サルサはボクのバイトだから、優勝はボク。賞品はボクが選ぶんだよ」 なんて調子のいいことを言い出した。
あんのやろ~!
するとサンラーが、すかさず文句を言った。
「何言ってるの! お兄ちゃんはエントリーされてないわよ!」
サンラーが言うには、金魚のポイントを計算してもらった人が資格者であり、 その時にカボスはお椀を持っていなかったのだから、このポイントはカボスのポイントではなくて、サルサのポイントだ、と。
うん、サンラーが正しい!
「だったら、カボちゃんの欲しいものを、代わりにサルサに答えてもらえばいいじゃない」
カボス贔屓のクマさんが、余計なことを言ってくれた。
「さすがクマちゃん! よし、サルサ、みんなにボクの実験台になるように言うんだ!」
実験台ぃぃぃ~!?
冗談じゃない!!


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得体の知れない薬を飲まされたり、箱詰めにされたり、妙な魔法をかけられたり、そんなかぼすの実験台になるなんて、真っ平ゴメンだ!
そう思ってるのは、もちろん俺だけじゃありません。
「ふざけんな! 誰が実験台になんてなるか!」
「バル君は棄権しちゃったくせに、発言しないでよね」
カボスとバル君が、言い合いをしています。
ココでクルたんが、「優勝賞品は、やっぱりギルにしよう!」 と言えば、誰も文句は言わないでしょう。
ボスであるクルたんの言葉は、絶対だからだです。
そのクルたんが、怖ろしいことを言ったのです!
「でも、約束は約束だからなぁ~」
「そうだな、サルサが望めば、そうするしかなかろう」
梅兄がクルたんに同意してしまっては、もう誰も異を唱えることは出来な・・・いや、うずらなら言える!!
ところがうずらは、「惚れ薬を作ってくれたら、あたしがお酒に混ぜてお客さんに飲ませてみせるわよ?」 とか言っています。
「そうしたら、お店の前に求婚者が列を作って大変ねぇ~。どうしましょう」
どうしましょうは、アネキの頭だ。

「実験台って、どんなことするんだ?」
カボスのことをよく知らないモモさんが、疑問を口にしました。
すると、「カボスさまがつくったものをのむんだヨ」 と、サルサがモモさんに返事をします。
「へぇ~。美味いモノならいいけどね」
「いうこときいたら、ゴハンたべれるの。アタイ、おなかすいた。ユーショーしたから、ゴハンたべれるかな?」
今だ!!
うずらの惚れ薬から話がそれて、皆はジュノのモルボルカフェの話で盛り上がっています。
ジュノの下層では、最近できた期間限定のモルボルカフェに並ぶ人達で賑わっているとか。
俺の直感が、今がチャンスだと報せている!
雑談を交わしている皆の声に紛れて、俺はそっとサルサに訊ねてみました。
「サルサは、何が食べたいんだ?」
「んっとね、アタイ、おなかいっぱいおサカナたべたい」
「もっと大きな声で言えば、きっと食べれるよ」
「ホント?」
サルサがすぅっと息を吸い込み、そして、叫びました。
「アタイ、おサカナいっぱいたべたいっ!!!」


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ぴよ君にやられた。
黒糖爺ちゃんが、「優勝者サルサへの賞品は、魚食べ放題!」 って言った時、ボクはこっちを見てニヤリと笑ったぴよ君を見た。
せっかくの実験台が!
クマちゃんや、うずらちゃんやチリちゃんはともかく、クルたんやバル君、それに梅先生だったら、あとはモモって人も、ちょっとやそっとのことじゃ死んだりしないだろうから、遠慮なく実験台に出来たのに!!
あぁ、悔しいな。

陽が落ちると、ラバオでも花火の打ち上げが始まった。
ボクらは、花火がよく見える泉の側にテーブルを設置した。
サルサは、キャンプファイヤーの炎で焼いた魚を、「ウマニャー、ウマニャー」 とか言いながら頬張っている。
クマちゃんが 「お刺身も食べなよ」 って、サルサの世話を焼いてくれている。
その隣で、ぴよ君が勝ち誇ったような顔で 「残念だったな~」 って笑っている。
ボクは 「断らなくたって、実験台に出来るもんね!」 と負け惜しみを言いながら、悔しいよりも、楽しいな。
うずらちゃんとチリちゃんは、梅先生と黒糖爺ちゃんとお酒を飲んでいる。
そろそろ酔ってきたチリちゃんに、泣きが入って来る頃かな?
うずらちゃんは相変わらず強気なことばっかり言ってるし、梅先生はそんなうずらちゃんをあしらいつつからかったりしている。
クルたんとバル君とサンラーは、ポイントで交換してもらった花火で遊んでいる。
モモさんはサンラーの側へ行ったり、テーブルに戻って来て食べたり飲んだり、ウロウロと忙しい。
聞くところによると、モモさんはサンラーを相棒にしたいんだって。
だけど梅先生が、断固として阻止をしているらしい。
サンラーは、まだまだ自分は修行不足だって言ってるようだけど。
あんなお子ちゃまを相棒にしたいなんて、物好きにも程があるね。

「ねぇ、ぴよは、もし優勝したら何が欲しかったの?」
ふらりとやって来たモモさんが、テーブルの上の皿から串焼きを一本掴んでぴよ君に訊ねた。
ぴよ君はそうだなぁって少し考えた後、「洒落にならないようなガチなお願いは出来ないからなぁ」 って笑って言ったんだ。
するとモモさんが、「目撃者の始末・・・とか?」 ってぴよ君の顔を覗き込むようにして訊いた。
ぴよ君は 「物騒だなぁ」 って肩を竦めて笑っていたけど・・・何の話だろう?
「おっと、ぴよの側に長居をするとクマが妬く」
モモさんは串焼きを手に持ったまま、花火をしているサンラーたちの方へと、来た時みたいにふらりと戻って行った。


---*---*---*---*---*---

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やあ、オットーだよ。
あますず祭りの時期は、花火がよく売れるよね。
「マンドラ花火」 とか 「打ち上げモルボル」 とかが人気だよ。
どんな花火かって?
ぶっちゃけ言えば、既成の花火の名前を変えただけさ。

それはそうと、なんてタイミングが悪いんだろうね。
ラバオに来てみれば、金魚すくいのポイントでもらった我が娘が来ているじゃないか。
見つかるとまた狼藉を働かれるから、近づかないようにしておこう。
・・・っと、あれは護衛屋のモモ君。
それにコクトーの横にいるのは、サンドリアの神殿騎士団にいた男じゃないか?
ランコントルの新オーナーもいるし、バスの情報屋も一緒か。
いったい、クルクはどういう奴らと知り合いなんだ。
これは、早々に退散した方がよさそうだね。

気付かれないように、クルク達がいる反対側へ歩いていくと、泉に何かがプカプカ浮いていた。
お椀?
引き寄せて見ると、中には5種類の金魚が入っていた。
回りを見回したけど、お椀の持ち主はいないようだ。
金魚すくいの最中に、溺れて死んだか?
ふぅむ・・・。
この金魚をどうにかして、「超金魚」 として売れないかな?
「金運金魚」 とか 「恋金魚」 って名前にすれば売れそうだな。
取りあえず、この金魚はお椀ごといただいていくことにしよう。

そうしてオイラは、流れる祭囃子と花火の音を聞きながら、金魚を抱えてラバオから去ったのである。

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【2017/08/15 23:59】 | * クルク一家
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やっぴ~、クルクです(・▽・)ノ

ここんとこ毎日ちびっとプロMをやって来ていたけど、今日はお休み~。
でね、毎日ちびっとのプロMの他に、何をやっていたかと言うと、梅のレベル上げw
と言っても、メインはもう99にしてあるから、その他のジョブをね。
何を思いついたのか、突然レベル50キャンペーンが始まりましたwww
50までって、あっという間に上がるから、やってて楽しいんだよね~。
ならクルクでやれって話だけど、それとこれは別なのだ★
次は、そうだなぁ~、まずは暗黒でも取って来るかな。

で、さぁ、レベル上げにはたいていMPが減らないトットII を呼び出してるんだけど、カブト虫虫相手にとんでもないのねw

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連続して撃ってるんだね(^▽^;)
今まで知らなかったw
あの凶悪そうな見た目は、伊達じゃなかったということですね。

ここんとこはそんな感じの毎日だったから、引きこもりが代名詞だった梅がモグハにいないんだよね。
そうなると・・・と考えて、これはどういうことだ・・・と妄想しながら遊んでます★



・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・・・・*・・・

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こんにちは、うずらよ。

今日はね、美味しいデルフラントペアが手に入ったから、ジャムを作ってみたの。
素材の甘さを生かして、コクがあるけど甘すぎず、サッパリとした後味。
う~ん、我ながら美味しく出来たと思うのよね。
それでね、サンちゃんにおすそ分けしようと思ってね、わざわざウィンダスまで持ってきたのよ。
それなのに・・・。

「ご主人さまは留守クポ」
「最近、いないこと多いわね」
「サンラーさんはいるクポよ」
「もちろん、あたしはサンちゃんに会いに来たのよ!」

モグに通された居間は、前に来た時と変わらない。
可愛らしい置き物やカラフルな魚が泳ぐ水槽が低い棚の上に並んでいて、床にはピンク色のクッションが置かれている。
初めて来た人ならば、まさかエルヴァーンの男のモグハだとは思わないでしょうね。
だけどその中に、1つだけ大きなソファーが置いてある。
タルタルならば、6人は軽く座れちゃう大きさよ。
そのソファーに座ると、サンちゃんが冷たいウィンダスティーを淹れて来てくれた。
ウィンダスティーもサンドリアで主流の紅茶も、ほとんどがサルタバルタ原産の同じウィンダス茶葉なのに、非発酵茶である緑茶と発酵させた紅茶で、全く味が違うのが不思議だわ。
あたしは紅茶ばっかり飲んでいたけど、緑茶も仄かな甘みと僅かな渋みが絶妙で美味しいわね。
買い置きしておこうかしら。

「美味しそうなジャムですね。梅先生はペアが好きですから、きっと喜びますよ」
「あら、あたしはサンちゃんに持って来たのよ」
「うふふ。ありがとうございます」
「・・・ところで、梅ちゃんはどこ行ったの?」

ジャムの入った瓶を見て笑っているサンちゃんをちょっと睨んでから、あたしは聞いてみた。
するとサンちゃんは、可愛らしく小首を傾げてから教えてくれたわ。

「モモさんがいらして、ちょっと出て来るとおっしゃって・・・」
「モモちゃん?」
「またサンラーさんに絡みながら食事をタカリに来たのかと思ったら、今日はそうじゃなかったクポ」
「梅先生もモモさんに用があったみたいで、ちょうど良かったとおっしゃって出て行かれたんです」

サンちゃんとモグが言うには、梅ちゃんは朝早くから出かけていて、戻って来たところにモモちゃんが訪ねて来たんですって。

「どこに行くとか言ってなかったの?」
「いいえ。何だか急いでいたようですので、聞かなかったんです」

梅ちゃんはここのところ、留守にしていることが多いのよ。
ちょっと前までは、モグハの外に一歩も出ない引きこもりだったくせにね。

「うずらさん、シグナルパールを持っているクポ? どこにいるのか聞いてみるといいクポ」
「イヤよ。だって、別に用事はないもの」
「いつもモグ通信してくるのは、用事があるクポ?」
「な、なによっ。 用がなくちゃ通信しちゃいけないわけ!?」
「なら、用がなくてもシグナルパールで聞いてもいいクポ」
「うるっさいわね」

そう言いながら、あたしはポケットから出したシグナルパールを右耳に装着して、呼び出しのコールをしてみた。
だって、モグがうるさいんだもの。
それほどの間も無く、梅ちゃんの声が聞こえてきた。

『どうした?』
「どうもしないけど、どこにいるの?」
『ウィンダスにいるぞ』
「あら、あたし今、サンちゃんとお茶してるのよ」
『クルたんのモグハにいる』

クルたん~?
何でクルたんとこに行ってるのかしら?

「・・・モモちゃんと一緒なんでしょ?」
『モモもいるが・・・』

と、ゴソゴソ音がして 『やっぴ~、クルクだよ』 って、クルたんの声が聞こえてきたの。

『なになに~? うずらは梅とももんがが一緒で、心配しちゃってるの~?』
「ちがっ」
『大丈夫だよ~、ここはちゃんとクルクのモグハだし、二人のことはクルクが見張ってるからね~』
「違うってばっ! そんなんじゃないわよ!」
『待ってね、梅に返すから』
「別にいいわよ! それより、帰りにウィンダスティーを買ってきてちょうだいって伝えてくれる?」
『ウィンダスティーか? わかった』
「じゃ、じゃぁねっ」

梅ちゃんの返事を聞かず、あたしはパールを外した。
まったくもぅ!
クルたんてば、変なこと言うんだから!
それにしても・・・。
サンちゃんとモグに、梅ちゃんはクルたんの所にいると伝えると、2人はなんだ~って感じで、それ以上は何も言わなかった。
だけどあたしは・・・。
まぁいいわ。
今度、本人に問いただしてみることにするから。
それからしばらくサンちゃんと遊んでいたけど、梅ちゃんは戻って来そうもないから、あたしは自分のモグハに帰ったの。
ウィンダスティーはただの出まかせだったんだけど、もし買ってきてくれたら宅配で送ってもらうように、サンちゃんにお願いしておいたわ。
なのに・・・。
あたしがモグハに帰ってしばらくした頃、梅ちゃんが届けに来てくれた。






いつも遊びに来てくれてありがちょん(・▽・)
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【2017/07/03 23:59】 | * クルク一家
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